しまむら/2月期は売上高5.3%増、営業利益3.6%増
2013年04月01日 18:52 / 決算
しまむらが4月1日に発表した2013年2月期決算は、売上高4910億9100万円(前年同期比5.3%増)、営業利益455億5500万円(3.6%増)、経常利益476億2000万円(5.2%増)、当期利益275億2300万円(9.2%増)となった。
しまむら事業の売上高は4.6%増の3997億7500万円となった。長期的な課題として力を入れているプライベート・ブランドは、しまむら事業全体の41.8%を占めた。
従来のチラシ、テレビCM、ファッション雑誌などへの取組みのほか、東京ガールズコレクションへの参加などの露出度を高めた結果、婦人ティーンズ部門の主力ブランド「Sorridere」の売上は8.4%増となった。
標準面積が確保できない500㎡級の都市型店舗は、取り扱う商品構成と演出、陳列器具の変更などを行い小面積での効率を高めた。東京都内の500㎡級5店の平均の売上高は34.3%増となり、全既存店舗の1.2%増を大幅に上回った。
39店を新たに出店、うち東京・神奈川・大阪・愛知・福岡などの都市部への出店は29店で、特に千葉県の津田沼パルコや福岡県のノース天神などのファッションビルにも出店し、新たな陳列・演出や新什器などにより店舗のイメージを一段と高めた。
既存7店の建替えと15店の大規模な改装と2店の閉店を行った結果、しまむら事業での店舗数は1274店となった。
来期は、売上高5200億円、営業利益510億円、経常利益525億円、当期利益313億円の見通し。
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