セブン&アイ・ホールディングスが4月7日に発表した2016年2月期の業績は、売上高6兆457億400万円(前年同期比0.1%増)、営業利益3523億2000万円(2.6%増)、経常利益3501億6500万円(2.5%増)、当期利益1609億3000万円(7.0%減)となった。
売上高は、主に原油安に伴うガソリン価格の下落により、北米コンビニエンスストア事業でのガソリン売上が3358億円減したものの、前年同期比0.1%増となった。
営業利益は主にコンビニエンスストア事業の好調な業績がスーパーストア事業等の苦戦を補い、経常利益とも過去最高の数値を達成した。当期利益は特別損失の増加等により減益だった。
なお、海外子会社連結時の為替レート変動に伴う影響により、売上高2490億円、営業利益82億円を押し上げた。
セブン‐イレブン・ジャパンと7-Eleven, Inc.における加盟店売上を含めたグループ売上は10兆7030 億6400万円(4.6%増)となった。
セブンプレミアムの売上は1兆10億円前年同期比22.8%増だった。
セグメント別では、コンビニエンスストア事業の売上高は2兆6758億9000万円(1.9%減)、営業利益3041億1000万円(9.9%増)。
スーパーストア事業が売上高2兆605億1600万円(2.4%増)、営業利益72億3400万円(62.6%減)。
百貨店事業は売上高8847億1600万円(1.1%増)、営業利益38億3200万円(45.7%減)。
フードサービス事業の売上高は838億3900万円(3.5%増)、営業利益9億1700万円(20倍)。
金融関連事業は売上高1924億8700万円(8.0%増)、営業利益496億9700万円(5.3%増)。
通信販売事業は売上高1587億3200万円(14.6%減)、営業損失84億5100万円(前期は75億2100万円の営業損失)。
その他の事業の売上高は615億8200万円(14.3%増)、営業利益55億5900万円(51.5%増)。
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