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イオン/3~5月は当期損失62億円

2016年07月06日 16:59 / 決算

イオンの2017年2月期第1四半期決算は、売上高2兆461億4200万円(前年同期比1.3%増)、営業利益328億7300万円(5.8%減)、経常利益346億7900万円(3.1%減)、当期損失62億5400万円(50億2000万円の当期利益)となった。

ライフスタイル・価値観の変化に伴うニーズの多様化に対応することで事業競争力の強化を図った。絶えず革新し続ける企業集団として、グループ各事業・各企業がそれぞれの業界・地域でナンバーワンへと成長し、競争力ある事業・企業が有機的に結合することにより高いシナジーを創出する企業集団へと進化するべく、グループ共通戦略と構造改革を引き続き推進した。

GMS事業は、売上高7451億5900万円(12.4%増)、営業損失93億2200万円(45億3200万円の減益)となった。

イオンリテールは、第1四半期において4店の新規出店と21店の既存店活性化を実施し、地域のお客の多様化するニーズに対応した。

荒利益率は、前期より推進している商品改革・売場改革の浸透により1.3ポイント上回った。販管費は、店舗運営の効率化等の経費コントロールに努め0.9%減となった。

国際事業は、売上高1113億2900万円(5.2%減)、営業損失13億4800万円(20億9200万円の減益)となった。

イオンマレーシア(AEON CO.(M)BHD.)とイオンビッグマレーシア(AEON BIG(M)SDN.BHD.)においては、マレーシアにおいて昨年4月1日に物品・サービス税(GST)が導入されたことに伴う導入前の駆け込み需要の反動が当期間にあった。

一方で、3月に、マレーシア・セランゴール州の州都シャーアラムに、同国内最大級の「イオンモールシャーアラム」を開設する等、同国における事業基盤の強化に努めた。

香港では、収益性改善の一環として、イオンストアーズ香港(AEON STORES(HONG KONG)CO.,LTD.)の旗艦店である「イオンコーンヒル店」の全面活性化に着手した。

中国各社でも、春節や記録的な寒波に対応する品揃えを行い売上の拡大に努めた。イオンベトナム(AEON VIETNAMCO.,LTD)は、旧正月に関連した品そろえや地域のニーズに対応した商品展開を推進し、業績が好調に推移した。

通期は、売上高8兆4000億円、営業利益1900億円、経常利益1850億円、当期利益100億円の見通し。

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