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矢野経済研究所は8月26日、国内インポートブランド市場に関する調査を発表した。
調査によると、2015年の国内インポートブランド(主要15アイテム分野)市場規模は小売金額ベースで、前年比7.6%増の2兆3664億円となり、5年連続のプラス成長となった。
要因としては、富裕層を中心とした従来のブランド顧客層の消費の活発化と、インバウンド(訪日外国人客)需要の大幅な増加が大きく影響したと見られる。
アイテム別にみると、主要アイテムのうち8アイテムの市場規模が前年比で拡大した。なかでも、インバウンド需要の高いインポートウォッチ、インポートジュエリーに関しては特に高い伸長率を示している。
2016年の国内インポートブランド(主要15アイテム分野)市場規模は、8.5%減の2兆1649億円を予測する。
中間層の消費減退が継続していることや、インバウンド(訪日外国人客)需要の減速などが影響するとみられることから、縮小を予測している。
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