NECプラットフォームズは8月22日、外食業の店舗・本部トータルパッケージ「FoodFrontia(フードフロンティア)」の新機能として、運営する監視センターと顧客システムをネットワークでつなぎ、トラブルや故障の予見・回避を実現する「稼働監視サービス」の販売を開始した。
NECの統合運用管理ソフトウェア「WebSAM(ウェブサム)」をベースに、多店舗展開する外食業向けシステム用にPOS端末等の寿命監視、稼働監視、異常発生の自動通報などの機能を備え、さらにPOSマスタデータの定期バックアップや監視状況のレポートサービス等のオプションを備えている。
店舗のPOSや周辺機器の通電時間やキャッシュドロアのオープン回数等を監視する「寿命監視」により、故障する前に部品交換等を行い、運用中のトラブルを未然に防止する。
メモリやディスクのリソース、イベントログ等、デバイス単位で監視する「稼働監視」により、異常発生をいち早くセンターが感知して即時に対処し、システムトラブルで店舗運用を止めることがなく、高品質な顧客サービスを実現する。
POSのマスタデータを毎月1回、自動でクラウドサーバにバックアップする「マスタデータ定期バックアップサービス」や、各種ファイルの全店舗一斉配信や特定データの収集を行う「ファイル集配信サービス」をオプションとして用意する。
万一のマスタデータ破損や消失への備え、新店におけるシステム増設時のスムーズな展開、各店舗のPOS設定情報などの一斉収集が可能になり、本部のシステム管理業務を効率化する。
NECプラットフォームズでは、今後3年間で1.5万店舗に販売する計画で、外食業向けソリューション事業をさらに拡大する。
料金は基本パック400円/POS1台(月)。
■新製品に関する情報
http://www.necplatforms.co.jp/solution/food/monitoring_service/
■問い合わせ
NECプラットフォームズ
営業推進本部 流通営業推進部
TEL:03-5282-5827
info@food.jp.nec.com
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