ファミリーレストラン/5月既存店5社そろって減収、客単価は増

2018年06月22日 14:30 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した5月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく2.8%減、サイゼリヤ4.4%減、セブン&アイ・フードシステムズ1.5%減、ジョイフル2.4%減、ロイヤルホスト0.2%減と5社そろってマイナスとなった。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく3.3%減、サイゼリヤ4.9%減、セブン&アイ・フードシステムズ5.9%減、ジョイフル11.6%減、ロイヤルホスト6.2%減となった。

客単価は、すかいらーく0.6%増、サイゼリヤ0.5%増、セブン&アイ・フードシステムズ4.7%増、ジョイフル10.4%増、ロイヤルホスト6.3%増と5社ともに増加した。

■すかいらーく(2017年12月期:売上高3594億円)
既存店売上高は2.8%減、客数3.3%減、客単価0.6%増。総売上高0.7%増。

前年のゴールデンウィークが5連休(5月3日~7日)であったことに対し、今年は4連休(5月3日~6日)であったこと、前年より降雨量が多かったことにより、既存店売上高に合計で2.5%程度のマイナス影響。

2017年以降オープンした新店売上高効果が想定通りに上積みされ、全店売上高は0.7%増加だった。

リモデルを25店(うち13店が夢庵と藍屋の個室リモデル)実施し、既存店売上高にプラス影響があった。

5月度新規出店は5店(しゃぶ葉2店、から好し1店、その他2店)で計画通りに進捗。年度累計は46店(年間計画約100店)。

デリバリー売上は配達時間短縮施策などに前年同月比約15%増。テイクアウト売上は前年同月比約20%増と引き続き好調に推移。

3月にスタートした「すかいらーくアプリ」に、4月中旬から「バーミヤン」「ジョナサン」を統合した。

2017年10月にオープンしたから揚げ専門店「から好し」は順調に店舗数を増やしており、30号店となる「から好し 北所沢店」を5月31日にオープンした。

■サイゼリヤ(2017年8月期:売上高1483億円)
既存店売上高4.4%減、客数4.9%減、客単価0.5%増。店舗数1018店

全店売上高1.9%減、客数2.1%減、客単価0.2%増。店舗数1079店

■セブン&アイ・フードシステムズ(2018年2月期:売上高801億円)
既存店売上高1.5%減、客数5.9%減、客単価4.7%増

全店売上高2.9%減。

■ジョイフル(2017年12月期:売上高656億円)
既存店売上高2.4%減、客数11.6%減、客単価10.4%増

全店売上高1.7%減、客数10.9%減、客単価10.4%増

3店舗店し、店舗数732店。

■ロイヤルホールディングス(2017年12月期:外食事業621億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高0.2%減、来客数6.2%減、客単価6.3%増

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