JR西日本SC開発は4月5日、JR大阪駅直結のファッションビル「LUCUA 大阪」の開業初年度のテナント売上高が761億円、来場者数が7700万人だったと発表した。2015年4月1日から2016年3月31日までの実績値。
ルクアは2011年5月に、東館のみで開業したファッションビル。当初、西館にはJR大阪三越伊勢丹が入店していたが、不振のために閉店した。
2015年4月2日に、西館を「LUCUA 1100(ルクア イーレ)」としてリニューアルし、東館と西館で一体運営を行っている。
ルクア イーレ開業後の目標売上高は770億円だったが、実績値は761億円で、目標を1%下回った。前年対比では120%増で、ほぼ計画通りの売上となった。
入店客数は、当初目標の7000万人を2016年2月末時点で突破。7700万人が来館し、目標を10%上回る実績となった。前年対比では106%増の来館者数となった。
今後も、ファッションを含むライフスタイルのあらゆる切り口から、ルクア大阪の利用や購買を「単なる消費」にさせない、ルクア大阪に訪れるお客に「特別な価値」を提供できるような商業施設を目指すという。
■ルクア大阪
http://www.lucua.jp/
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