JR東日本は6月8日、原宿駅、千駄ヶ谷駅、信濃町駅の改良工事を実施すると発表した。3駅の工事費総額は約250億円の見込み。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中にお客の利用が多く見込まれる競技会場周辺の駅や、ベイエリア競技会場などへの主要乗換え駅において、改札口やコンコースの拡張、バリアフリー設備の拡充などの駅改良を行う一環。
＜原宿駅の改良イメージ＞
原宿駅では、現在、年始のみ使用している臨時ホームを外回り専用ホームに変更。新設する外回り専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続する。
線路とホーム上に2層の駅舎を新設し、コンコース、改札口、トイレを拡張して混雑緩和を図るほか、エレベーターを増設。明治神宮側に新たに出入口を設置する。
＜原宿駅の改良計画＞
千駄ケ谷駅では現在、使用していない臨時ホームを新宿方面の専用ホームに変更。改札口やコンコースを拡張し、混雑緩和を図る。
＜千駄ヶ谷駅の改良イメージ＞
お客の動線がスムーズになるよう、新宿寄りに改札口を移設。ホームドアを新たに設置し、安全性の向上を図る。
＜千駄ヶ谷駅の改良計画＞
エレベーターの増設等、バリアフリー設備を拡充するほか、トイレを拡張する。
信濃町駅では、ホームドアを新たに設置して安全性の向上を図る。エレベーターの増設やトイレの拡張を行う。
今後、有楽町駅、新橋駅、浜松町駅、日暮里駅、大井町駅、新木場駅などで、コンコース拡張、エレベーター増設などのバリアフリー設備を拡充する予定だ。
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