JR東日本/品川新駅(仮称)、2020年春に暫定開業
2016年09月06日 21:43 / 店舗
JR東日本は9月6日、品川新駅(仮称)の概要を発表した。
新駅は、JR品川車両基地跡地内の田町駅から約1.3km、品川駅から約0.9km付近に設置。ホーム形態は、線路別島式2面4線(山手線、京浜東北線)となる。
2020年春に暫定開業を予定しており、駅正面付近ではイベントなども開催する。本開業は2024年頃で、街びらき時を目指す。
品川新駅(仮称)が国際交流拠点となる街の中核施設として象徴的なデザインとなることを期待し、自社プロジェクト(渋谷駅、宝積寺駅等)における実績を踏まえ、世界で活躍している隈研吾氏をデザインアーキテクトとして、2014 年から設計作業を進めている。
日本の魅力を発信していくために、日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を、障子をイメージして「膜」や「木」等の素材を活用し、「和」を感じる駅を創る。膜屋根をランダムに折ることで、駅の多様な表情を生み出す。
地下1階、地上3階、建物高さ約30mの駅舎を建設。総床面積は約7600m2、駅施設は約2400m2、店舗(2・3階)約500m2、大屋根約4000m2、吹抜け約1000m2を計画する。
駅舎東西面に大きなガラス面を設けると共に、コンコース階に約1000m2の大きな吹き抜けを設けることにより、「えき」から「まち」、また、「まち」から「えき」を見通せることで一体的な空間を創る。
「えき」と「まち」が連携したイベントを行うために、駅の改札内に約300m2のスペースを創る予定だ。
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