国土交通省関東地方整備局は10月7日、JR新宿駅に隣接するバスタミーナル「バスタ新宿」の購買施設の出店事業者をファミリーマートに決定したと発表した。
入札参加者6社の中から選定した。
バスタ新宿は、国道20号の道路事業として整備したもので、公平性、競争性を確保した購買施設の導入を進めるため、占用料(床賃料)及び施設の維持管理への協力を競争入札に付し、出店事業者を決定する手続きを実施した。
手続きは、価格を評価する「占用入札制度」と提案内容を評価する「総合評価落札方式」により行った。
トイレ清掃は、購買施設の入札手続きの対象となっていない。
開業以来、4階トイレは新宿高速バスターミナル会社、3階トイレは観光情報センターが清掃を行っている。
出店時期等は、ファミリーマートと相互に協力し、1日も早い営業を行えるよう努める。
現在、女子トイレについては、混雑により不便をかけているため、4階女子トイレについて、現在の8個から、年末年始までに14個、来年春までに21個に増設する工事を進める。
購買施設の設置について、8月1日に落札者を決定していが、9月1日に落札者が辞退し、再手続きを行っていた。
なお、辞退理由は、「利用者ニーズの高い施設であることを踏まえ、9月上旬の暫定出店に向け準備を進めていたが、準備に予想以上の時間がかかることになり、辞退するに至った」という。
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