虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業は1月6日、市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可を受けた。
事業には、参加組合員として森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発が参画する。今後は2016年度の権利変換計画認可、本体工事着手、2019年度の竣工を目標に事業を推進する。
事業の施行地区は、虎ノ門ヒルズの北側に隣接する東京都港区虎ノ門一丁目17番~20番の約1.5ヘクタールで、新設される日比谷線新駅とも地下歩行者通路で接続する予定。
組合設立認可により、今後、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、「都市づくりとの連携による交通結節点の機能強化」と「国際的な生活環境を備えたビジネス・交流拠点の形成」を実現するべく、2019年度の竣工を目標に、事業を推進する。
街区再編による一体的な機能更新を図り、就業者・住民の憩いの場や地域の交流拠点となる街区公園の整備や、国際的ビジネス拠点の整備を図る。
高規格オフィスや周辺に集積する高度な都市機能と連携したビジネス支援施設を整備することで、新たな産業の創出と国際競争力の強化を目指す。
新たな交通結節拠点の形成として、バスターミナルを整備し、臨海部や国際空港等へのアクセスを強化する。
周辺地区と、東京地下鉄銀座線虎ノ門駅、日比谷線虎ノ門新駅(仮称)を結ぶバリアフリーに配慮した地下歩行者通路の設置や、該当地区と虎ノ門ヒルズの歩行者デッキによる接続など、虎ノ門地域における安全・安心な広域的歩行者ネットワークの形成を図る。
事業概要
計画名称:虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者:虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合
施行地区面積:約1.5ha
建築敷地面積:約10,360m2
階数:(高層棟)地上36階地下3階塔屋3階、(教会棟)地上4階
用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場、教会など
建物高さ:(高層棟)約185m、(教会棟)約20m
延床面積:(高層棟)約173,020m2、(教会棟)約600m2
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