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青山商事は2月24日、東京・渋谷に、カスタムオーダーを主体とした新しいショップの「UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S」渋谷神南店をオープンすると発表した。
<UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S>
運営するトータルファッションブランド「ザ・スーツカンパニー」とセレクトショップ「ユニバーサルランゲージ」で、スーツとドレスシャツのカスタムオーダー事業を開始するもの。
カスタムオーダー事業では、米国オクシピタル社の3Dカメラの技術を応用し、青山グループ子会社のアスコンと共同で独自開発した業界初の「バーチャルフィッティングアバターシステム」を活用。
お客が自身の分身である「アバター(もう一人の自分)」で色柄やデザインを無数に試すことができる、「新しい買い物のカタチ」を提案する。
新システムは、「UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S」渋谷神南店のほか、ユニバーサルランゲージ新宿店、ザ・スーツカンパニー新宿本店のカスタムオーダーコーナーなど東京都内の5店で、26日から開始する。
「バーチャルフィッティングアバターシステム」は、来店したお客の顔を特殊なカメラを搭載したiPadで3D撮影し、自分自身の顔を画面上の仮想ボディーにプログラミング加工することでお客の「アバター」を作成する。
お客は、この3Dアバターに自分の好みのスーツを仮想試着させて、実際に自分が着用したように見える画面上の姿を360度から確認できるほか、ドレスシャツ・ネクタイ・ベスト・靴などと合わせ、さまざまなコーディネートを楽しめる。
アバター画像をアップにすれば、生地の質感や織り目まではっきりと確認することも可能。
使用する春夏物のスーツとドレスシャツの生地は、イタリア・イギリス・日本の生地のトップブランドのほぼすべてを網羅して合計1000種類以上を用意した。
スーツ生地は、ネイビーやグレンチェックなどトレンドの色柄に加え、ウォッシャブルやCOOLMAXなど機能性素材も豊富に取りそろえた。
お客のサイズを測るゲージ(型見本)は、一般的なパターンオーダーより多い8モデルから構成しており、専門知識を持ったスタッフが数多くあるゲージの中からお客に合うサイズを選び、細やかな修正をして、最適なサイズフィッティングを行う。
製品の縫製はハンドメイドまたはマシンメイドを選択でき、日本の熟練職人が指導した世界レベルの技術を持つ中国の工場で製品化することで、高品質な商品を提供するという。
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