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寺田倉庫/スマホアプリのサマリーに約2億円を出資

2016年03月17日 13:00 / トピックス

寺田倉庫は3月17日、スマホアプリから自分の持ち物をレンタルスペースに預けることのできるサービス「Sumally Pocket(サマリーポケット)」を運営するサマリーに約2億円を出資すると発表した。

クラウド収納サービス「minikura(ミニクラ)」を運営する寺田倉庫が、サマリーが実施した「第三者割当増資」を引き受け、約2億円の出資を行い、あらゆる側面から事業拡大支援する。

サマリーは、増資を受け新機能の開発やプロモーションを強化し、サービスの拡充を目指す。寺田倉庫は、今後もスタートアップ企業の事業支援や業務提携を積極的に行う。

サマリーは、モノの情報をベースに、「何を持っていて(have)」「何が欲しいのか(want)」というふたつの概念に基づきユーザー間のコミュニケーションをはかることで、自分とセンスの近い人と出会い、今まで知らなかったモノを発見することができる新しい形のSNS。

まだ知らない「欲しい」モノを見つけたり、「持っている」人から買ったり他の「欲しい」人に売ったりとモノの楽しみが無限に広がるサービスを目指している。

サマリーポケットは、スマホアプリから自分の持ち物をレンタルスペースに預けることのできるサービス。

アプリ上で書籍や衣類など預けるアイテムの種類に合わせて段ボール送付を依頼し、到着次第アイテムを詰め、集荷を依頼する。

倉庫に届いたアイテムをスタッフが1点1点写真撮影し、撮影が完了し次第、アプリ上で閲覧・管理可能になる。

必要になったアイテムは段ボール箱ごと、またはアイテム1点単位で取り出しが可能で、「Sumally」でアイテムを公開することもできる。

「minikura」は保管とWEBが融合した業界初の預かりサービス。専用のダンボールにモノを詰めて送るだけで、預けたモノは、専任スタッフが丁寧に1点1点写真撮影するので、WEB上で気軽に管理し、画像を送ることができる。

衣類などはオプションサービスでクリーニングを頼むことができ、ヤフオク!への出品やコミュニティサイトへの投稿も簡単にできる。

「minikura」の機能を切り出したシステム(minikura API)もさまざまな企業に提供。スタートアップ企業の事業支援を積極的に行っており、エアークローゼットやVONOVO、ART STANDに出資を行っている。

■Sumally
https://sumally.com/

■SumallyPocket
https://pocket.sumally.com/

■minikura
https://minikura.com/

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