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Soup Stock Tokyo/自由が丘に、休日がテーマの新コンセプトショップ

2016年04月28日 16:26 / トピックス商品店舗店舗レポート

スープストックトーキョーは4月30日、東京・自由が丘に新コンセプトショップ「also,Soup Stock Tokyo」をオープンする。

<also,Soup Stock Tokyo>
also,Soup Stock Tokyo

「Soup Stock Tokyo」事業はスマイルズが運営してきたが2016年2月1日、会社分割により、スープストックトーキョーを新設し、スープ専門店「Soup Stock Tokyo」の事業を承継させた。

「also,Soup Stock Tokyo」は、スマイルズの創業者遠山正道氏が、創業時に描いた「スマイルズがある1日」を具体化した。

<スマイルズがある1日>
スマイルズがある1日

店舗を監修した、スマイルズ取締役でクリエイティブディレクターの野崎亙氏は、「自由が丘という街に店を出すことを起点に、休日のスープストックトーキョーというコンセプトを作り上げた」と語る。

通常の飲食店チェーンでは、新業態では、新しいサービスや新しいメニューの開発を通じて、既存店舗への波及を通じて、事業全体の活性化を目指すが、「also,Soup Stock Tokyo」は、純粋な個店として運営する。

野崎氏は「自由が丘は、個人の意思の集合体のような街。昔ながらの鰻屋さん、しゃれたショップ、細い路地裏やきれいな石畳もある。街に生活者の意思がかよう、自由が丘ならではの空気感に溶け込む店づくりを目指した。既存店への水平展開、多店舗展開、新メニューの実験などを意図した取り組みではない」という。

<1階の全景>
1階の全景

自由が丘という街が持つ空気感から、休日というコンセプトを導き出し、結果的に、既存の「Soup Stock Tokyo」との対比のコンセプトができた。

Soup Stock Tokyoは、オフィス街や繁華街などを中心に展開、忙しい働く女性が、ランチやディナーなどで、自分の時間を食事とともに一瞬でも取り戻すことを一つの店舗コンセプトとしている。

一方で、「also,Soup Stock Tokyo」は、休日を全面に打ち出し、休日になんとなく、ふらっと立ち寄れる、街歩きの中でなんとなく気になる、そんなシーンでの活用を想定した。

女性の友達同士の女子会、散歩の寄り道、家族そろってのディナーなど、さまざまな利用シーンを想定しているが、お客自身が、さまざまな目的で店舗を利用し、自分たちが想定しなかったような店舗の利用方法が生まれることも期待しているという。

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