三菱地所は5月30日、「丸の内エコ弁プロジェクト」を本格運用する。
大手町・丸の内・有楽町エリアの12棟の飲食店27店で販売する弁当にリサイクル容器を使用し、回収・リサイクルを行う取り組み。
2015年10月1日~11月30日に実証実験を実施。3棟16店が参加し、容器回収率は20.8%となり、約665kgの二酸化炭素の削減につながり、一定の環境負担軽減効果があった。
就業者からも手軽に社会貢献できるなどの理由により好評で、本格運用した場合の参加希望者は95%に達したという。
今後は、引き続き丸の内エリア内で参加店舗を募集し、回収場所も広げることで、より環境負担軽減効果を高める。
23万人の就業者が働く丸の内エリアでは、年間約260万個の弁当が販売されている。
リサイクル容器は、表面にフィルムを貼った容器を使用するため、食後にフィルムをはがし、フィルム・フタを廃棄し、容器を各ビルに設置した回収ボックスに返却する。
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