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スシロー/ニューヨークに「SUSHIRO SEASONAL KITCHEN」展開

2016年05月31日 16:31 / トピックス商品店舗海外

スシローグローバルホールディングス傘下のSushiro USA LLCは6月6日、ニューヨークに2号店「SUSHIRO SEASONAL KITCHEN West 52nd Street」をオープンする。

<SUSHIRO SEASONAL KITCHENのNY1号店>
SUSHIRO SEASONAL KITCHENのNY1号店

Sushiro USA LLCは昨年11月、ニューヨークに1号店「SUSHIRO SEASONAL KITCHEN Park Ave South」をオープンしている。

<1号店の店内>
1号店の店内

アメリカでは、あえて日本国内のスシローとは異なる店舗を目指している。

「うまいすし」や「日本らしさ」といったスシローの伝統を大切にしながらも、現地のニーズにあわせたビジネスモデルを展開するため、新ブランド「SUSHIRO SEASONAL KITCHEN」を立ち上げた。

<Martin Bates氏>
Martin Bates氏

SUSHIRO SEASONAL KITCHENの責任者には、英国のサンドイッチチェーンが米国に上陸する際の責任者を務めた経歴を持つMartin Bates氏を起用した。

寿司だけにこだわらず、日本の食文化を伝える店舗で、冬の11月にオープンしたこともあり、現在の売上No.1商品はラーメンとなっている。

1号店の目標念年間売上高は200万ドル。テイクアウト用の寿司とサラダ、ラーメン、うどん、丼ものなど、温かい商品も幅広く販売するのが特徴。

<ニューヨークの商品の一例>
ニューヨークの商品の一例

ニューヨークの冬はとても寒いため、温かい商品を充実させた。米国市場向けのビジネスモデルを構築するため、回転寿司とは異なるビジネスモデルの構築を目指す。

ランチタイムはテイクアウト用の寿司コーナーを展開するが、ディナータイムとなる夕方5時以降は作り置きの商品を置かず、注文を受けてから全ての商品を作る。

<寿司メニューの一例>
寿司メニューの一例

スシローの強みである低価格帯での食事の提供を維持しながら、食材には強いこだわりを持っている。

日本に古くから根付いた伝統的な味を生かしながらも、ニューヨーカーから愛されるモダンな料理も提供していくという。

日本国内のあきんどスシローの1店舗あたりの年間売上高は約3億2000万円で、外食チェーンでは日本一となっている。

2011年に海外へ初進出した韓国では、現在、日本国内と同様の店舗を6店を展開。現在、店舗段階では各店で営業黒字化を果たし、売上高も日本国内に匹敵する店舗も出てきたという。

■SUSHIRO SEASONAL KITCHEN
http://www.sushiro.com/

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