サッポロライオンは8月3日、東京・銀座4丁目交差点に開業する複合商業施設「GINZA PLACE」地下1・2階に旗艦店「銀座ライオン GINZA PLACE店」をオープンする。
GINZA PLACEの開業は9月24日だが、ビヤホール需要の最盛期と創業日の8月4日に合わせて、先行オープンする。
2014年3月30日にGINZA PLACEの建設のために閉店した「ビヤホールライオン 銀座五丁目店」の後継店舗。明治44年8月10日に銀座ライオンの前身となる「カフェー・ライオン」が営業していた地に出店する。
店舗は地下1階に喫茶、ランチ・ディナーを提供する「ブラッスリー」、地下2階に「ビヤホール」を配置した。
店舗面積は地下1階56.75坪、地下2階88.80坪、客席数は地下1階91席、地下2階154席を配置する。
営業時間は、地下1階が月~土10時~23時30分、日祝10時~22時30分、地下2階が月~土11時30分~23時、日祝11時30分~22時。銀座周辺の百貨店の営業時間を考慮し、営業時間を決定した。
平均客単価は、地下1階が3500円~3600円(ランチ1200円)、地下2階が4300円~4500円(ランチ1300円)。1日あたり500~600人の来店が目標で、売上構成比は地下1階40%、地下2階60%を想定する。
刀根義明社長は「当社のコアブランドである銀座ライオンの発祥の地に出店する。銀座4丁目の交差点にあり、交差点は出会い、コミュニケーションの場でもある。本格的なビヤホールで飲むことの楽しみ、銀座ライオンならではの本物感を提供していきたい」とあいさつした。
交差点を意識し、地下1階は出会いの場、地下2階を集いの場と位置付けた。地下1階はブラッスリーとして、カジュアルに利用してもらうことを想定。喫茶のほか、帰宅前のちょっと1杯のビールなど気軽に入れる店舗を目指した。
地下2階は、オーセンティックでハイグレードな王道のビヤホールメニューを提供し、「銀座ライオン」の総本山として、コアブランドの新たな価値を構築する。
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