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伊藤忠商事は9月9日、米国のシューズブランド「ETONIC(エトニック)」の日本市場における独占輸入販売権とマスターライセンス権を取得したと発表した。
三共スポーツを通じ、2017年春夏コレクションから展開を開始する。スニーカーを中心に、レディースとメンズ向けを展開。販売価格は1万円~2万5000円。
伊藤忠商事は、今般の「ETONIC」ブランドの日本市場展開にあたり、ファッショナブルなライフスタイルを好む20~50代の洗練された男女をターゲットに、復刻モデルのインポートを中心に展開を開始する。
三共スポーツのスポーツ分野における豊富な経験と販売ネットワークを生かし、全国の高感度セレクトショップや専門店、スポーツショップを中心に展開を拡大するとともに、将来的には日本限定商品やコラボレーション商品などの展開を通じてブランド認知度を一層高め、2020年には小売上代ベースで売上10億円を目指す。
ETONICブランドの創設者であるチャールズ・A・イートン氏は1876年に米国マサチューセッツ州で小さな靴工場を設立し、南北戦争後の混乱期の中、労働者向けに安全性や保温性、耐水性に優れた靴の提供を開始した。
その後、1945年よりゴルフシューズの製造を開始し、プロゴルファーのアーノルド・パーマー氏のほか、象徴的なブランドアンバサダーを迎えることで、ゴルフ分野での認知度を高めた。
1970年代にはランニングシューズの開発にも着手。現在では、テニスやバスケットボール、ボウリングなど、アスレチックシューズ全般へと展開を拡大している。
昨今のスポーツシューズ業界では、過去に人気を博したスポーツシューズの復刻モデルの展開が相次いでおり、140年の歴史と数多くのアーカイブを持つ「ETONIC」ブランドにおいても、復刻版ライフスタイルシューズが市場から高い評価を得ているという。
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