一風堂を展開する力の源ホールディングスは9月28日、チャイニーズレストランチェーンとして全米店舗数1位の「PANDA EXPRESS」を日本国内で年内に開始すると発表した。
子会社のI&P RUNWAYJAPAN(IPRJ)が、Panda Restaurant Groupと合弁事業として店舗を運営する。
PANDA EXPRESSは1983年に、PRGの創業者Andrew CherngとPeggy Cherngの夫婦により米国カルフォルニア州で開業した。
カジュアルなチャイニーズレストランチェーンとして「PANDEX(パンデックス)」の愛称で親しまれている。
現在では米国のほか、プエルトリコ、グアム、カナダ、メキシコ、ドバイ、サウジアラビア、韓国、グアテマラなどに出店し、1958店(2016年9月23日現在)を展開する。
昨年、一風堂などの全米展開を促進していくためのパートナーとしてPRGを選定し、合弁会社としてI&P Runway,LLCを設立し、事業を開始している。
その過程において、PRGが海外展開を広めている「PANDA EXPRESS」の日本進出が発案され、本年6月に準備会社としてIPRJを設立し市場調査と出店の可能性を探っていた。
今回、本年中にも日本国内において「PANDA EXPRESS」の出店の目処がついたことを受けて、IPRJが8月25日付けで、力の源カンパニーとPRGへの第三者割当増資を実施し合弁事業として運営を開始したという。
IRPJの資本金は4000万円で、出資比率は力の源HD51%、PRG49%。
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