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訪日外国人旅行消費/7~9月は2.9%減の9717億円、円高が影響

2016年10月19日 19:00 / トピックス海外経営

観光庁は10月19日、7~9月の訪日外国人旅行消費額が9717億円(前年同期比2.9%減)に減少したと発表した。

<訪日外国人旅行消費額と訪日外国人旅行者数の推移>
訪日外国人旅行消費額と訪日外国人旅行者数の推移

訪日外国人旅行者数は626万人で17.1%増加したものの、訪日外国人旅行消費額の減少は19四半期ぶりだった。

<7~9月の訪日外国人1人当たり旅行支出>
7~9月の訪日外国人1人当たり旅行支出(※現地通貨ベース)
※)為替レートは、IMFやFRB公表のデータに基づく調査期間平均対円レート。現地通貨ベースの額は、その為替レートにて換算。

訪日外国人1人当たりの旅行支出は15万5133円で、前年同期18万7166円に比べ17.1%減少した。

なお、日本円ベースでの1人当たり旅行支出の減少には、為替レートの円高方向への動きが大きく影響しているものと分析している。

国籍・地域別にみると、中国が22万8000円(18.9%減)、ロシアが22万2000円(17.5%増)、イタリアが21万5000円(8.2%減)と高かった。

<7~9月の国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額と構成比>
7~9月の国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額と構成比

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