JR東日本と千葉ステーションビルは11月20日、JR千葉駅の駅舎を53年ぶりに一新しエキナカ商業施設「ペリエ千葉エキナカ」をオープンする。
2018年夏以降まで3期に分けて、駅舎を一新し駅ビルなどを整備する計画で、第1期開業をする。
高架下1階の千葉駅東口改札・コンコースを線路上空の3階に移転し、東側改札と西口改札を同一フロアでつなげ、エキナカ商業施設を設けた。
店舗面積2000m2に、生鮮三品・惣菜・スイーツ・グロッサリー・生活雑貨・カフェなど48店を集積。営業時間は平日・土8時~22時、日・祝日9時~21時とした。
JR千葉駅の1日の乗降客数は約21万人で、駅を利用する通勤・通学の利用者を中心に、日常的に使いやすい店舗をそろえた。
2017年春以降には、エキナカの4階部分を開業する予定。4階の店舗面積は1300m2で、改札口と異なるフロアになることから、フリースペースを設置した滞在型のテナント構成を検討している。
千葉の「いいモノ」と都市型のライフスタイルがミックスした日常を提案。エキナカのテーマとして、千葉の魅力を伝えるため千葉県産の商品を千葉県内で消費する「千産千消(ちさんちしょう)」の推進に力を入れ、地元企業の誘致や地元食材の積極的な使用に取り組んだ。
新ブランドショップ7店、千葉県企業の店舗10店、千葉県初出店の店舗17店、エキナカ初出店の店舗22店(属性は重複あり)をそろえた。
エキナカ中央部分を、生鮮三品・惣菜ゾーン、スイーツ・グロサリーゾーンの2つで構成。ホームや改札口につながる壁面は、機能性を重視した路面店的な専門店で構成した。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。