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国内時計市場/2015年は17.7%増の9002億円

矢野経済研究所は1月13日、国内時計市場に関する調査(2016年)を発表した。

調査によると、2015年の国内ウォッチ市場規模は小売金額ベースで、前年比17.7%増の9002億円であった。

前年同様に富裕層とインバウンド(訪日外国人客)の2大需要が市場をけん引した。

百貨店による富裕層の積極的な取り込みやボーナスの増額により消費税増税後の回復ペースが鈍かった個人消費が中間所得層を中心に勢いづいたこと、訪日外国人客の増加に伴いインバウンド需要が引き続き好調に推移したことなどで、ここ数年の市場拡大の勢いをそのままに加速した結果となり、2014年を大きく上回り市場は拡大した。

今後はインバウンド需要の沈静化によって、再びマーケットが落ち込む可能性もあるが、ランニングウォッチなど特定の機能に特化したウォッチなどにより新たな国内市場が創出されることなどから、2020年の国内ウォッチ市場規模は2015年比8.9%増の9800億円になると予測する。

また、2015年の国内クロック市場規模は小売金額ベースで5.5%増の554億円であった。各社が実施した値上げが市場に受け入れられたことが増加に転じた大きな要因となった。

ここ1~2年、新商品を各メーカーが投入し、その販売が順調に推移したことなどから、プラス成長となった。

各社は、「空間を飾るインテリア」としてのクロックなどライフスタイル提案商品や、「文字表示を色で楽しむ」、「音楽を再生する・聴く」といった新たな概念を取り入れたクロック商品を展開するなど新たな施策を進めている。

高付加価値商品を開発することや、未開拓の新しいマーケット創出を進め、クロック市場全体の活性化を図っていくことにより、2020年の国内クロック市場規模は2015年比2.0%増の565億円と予測する。

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