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牛角/世界進出を見据え、赤坂店でムスリム対応メニュー販売

レインズインターナショナルは4月17日、東京・赤坂にオープンする「牛角赤坂店」で、ムスリム対応メニューの販売を開始する。

<WAGYUコース(6500円)>

世界の中でも厳格とされるイスラムの文化、習慣を守るムスリムのお客に向け、「ムスリム・フレンドリー・レストラン」として、ムスリム対応メニューを販売する。

今回、豚肉禁止、アルコール禁止、豚以外の肉もイスラムで定めた方法でと殺・加工処理する、非合法とされる原料・素材に触れた調理器具や食品の使用禁止とった要件を満たす、ムスリム対応メニューを開発した。

<牛角コース(4500円)>

牛角コース(税別4500円)、WAGYUコース(6500円)の2コースを、3日前までの完全予約席で、1日3組限定で対応する。

牛角コースは、白菜キムチ、もやしナムル、温玉やっこ、牛角サラダ、牛タン塩、鶏焼肉、牛焼肉3種盛り合わせ(ハラミ・カルビ・上カルビ)、石焼ビビンバ、本日のデザートを提供する。

WAGYUコースは、牛焼肉3種盛り合わせ(ハラミ・カルビ・上カルビ)が和牛盛り合わせ(内モモ・カルビ・肩ロース)に変更され、海鮮焼き(エビ・イカ・ホタテ)が加わる。

同社は2016年9月にUAE・サウジアラビア王国で「牛角」のマスターフランチャイズ契約を締結している。今後5年間で6店の牛角を同国で展開する計画がある。

訪日外国人客の増加に伴い、ムスリムなどの食文化に対するニーズは高まっているが、市場規模は未知数となっている。

赤坂店で、ムスリム対応メニューを提供するノウハウを蓄積することで、さまざまな文化を背景に持つ、世界進出への布石を打ちたいという。
<ムスリム対応専用の食器も用意>

非合法とされる原料・素材に触れた調理器具や食品が使用禁止となっていることから、ムスリム対応専用の食器も用意した。

<通常の牛角の皿>

アルバイトでも間違えることがないように、皿の形を変え、ムスリム専用のマークも入れた。通常の牛角は丸皿だが、ハラル対応用は角皿を基本とした。

アルコールを入れたグラスも使用できないため、ムスリム用のグラスは緑に着色、豚肉に触れた器具も使用できないため、トングやスプーンなどは通常の銀色でない金色を使用する。

北海道北見のイスラミックセンター・ジャパンの認証を受けたと殺場でと殺された牛肉とムスリムの認証を受けている輸入牛肉を使用する。

安全性のトレース可能な日本産の食材・原料を原則的に使用し、すべての原料・素材の検証、表示説明で、イスラミックセンター・ジャパンの指導を受けた。

<食材の保管も専用冷蔵庫を用意>

食材の保管でも、ムスリムコースと一般メニューの食材が接触、混在しないように、それぞれ別に保管する。ムスリムコースの食材を入れる冷蔵庫には、ムスリムのマークを張り付けた。

通常の牛角では、みりんや化学調味料も含む調味料を使用しているが、ムスリムでは酒や化学調味料を使用した調味料が使えない。

そのため、ナムル、キムチ、たれはムスリム専用の商品を開発した。みりんなどはコクやうま味の要素を作る素材であるため、コクやうま味を再現することが難しかったという。

海外では、日本食=海鮮というイメージがあるため、6500円コースには海鮮焼き(エビ・イカ・ホタテ)を導入した。海鮮素材については、ムスリムの規定がないため、通常の牛角と同じ素材を提供する。

店舗は、ハラル・レストランではなく、ムスリム・フレンドリー・レストランであるため、一般客も利用する。

一般客には、ムスリムとは認められないメニューや酒類も販売するため、お酒を呑むお客とは、可能な限り席を離して案内するといった配慮をする。

現状では、ムスリム対応メニューに対する具体的なニーズは把握できていないが、訪日外国人の増加を受け、潜在ニーズは高いと見ている。

赤坂店で、ムスリム対応メニューの検証をすすめ、今後、銀座、上野など訪日外国人が多く訪れる地域の直営店で、同様の取り組みを進めていきたいという。

まだ、1店の取り組みであるため、本格的なPRは行っていないが、ムスリムのお客によるフェースブックやインスタグラムなどSNSへの投稿や口コミによるPRを期待しているという。

■牛角赤坂店
東京都港区赤坂3-12-11 セントラル赤坂ビル2F
TEL:03-5545-5029
営業時間:11:30~翌3:00(L.O翌2:20)
席数:50席
店舗面積:102.3m2

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