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セブン&アイ、アスクル/業務提携で、相互送客、新ECビジネスを実施

セブン&アイ・ホールディングスとアスクルは7月6日、業務提携すると発表した。

<提携記者会見、井坂社長(中央)、岩田社長(右)>
提携記者会見、井坂社長(中央)、岩田社長(右)

業務提携により、セブン&アイのECサイト「オムニ7」とアスクルのECサイト「ロハコ」の間で相互送客を実施する。

ロハコのプラットフォームを活用した新業態の生鮮食品ECビジネス「IYフレッシュ(仮称)」を11月末から開始する。

また、「オムニ7」についてEC物流、ECサイトの開発・運営の共同化に向いた検討を開始する。

<提携の合意内容>
提携の合意内容

セブン&アイHDの井阪隆一社長は「アスクルの2月16日の三芳町物流センターの火災時に、会食をする仲であった岩田社長へお見舞いにいったことがきっかけだ。3月17日にセブン&アイ本社にアスクルの方が来社して意見交換をした。5月12日に三回目のミーティングをして、いままでにない商品・サービスを作る企画を立て、オリジナル商品を組み合わせた食材キットでメニュー提案する構想を立てた。6月1日には、メニューを訴求する動画をアスクルで作成していた。このスピード感がビジネスの世界では大切で、スピード感なくしてはこの時代は生き抜いていけない」と語った。

<両社の強みとシナジー>

アスクルをパートナーに選定して理由について井阪社長は、「アスクルはBtoBビジネスを起点に、ECサイトの構築やEC物流で高いノウハウを持っている。ロハコとイトーヨーカドーネットスーパーでは商品の重複も少ない。一番シナジーを出せるベストパートナーだと思う」と述べた。

<両社のECサイトを補完>
両社のECサイトを補完

アスクルの岩田彰一郎社長は「セブン&アイと組むことで、食品の品ぞろえが強化できることがメリットの一つだ。食の安全・安心の確保は簡単にはできない。ロハコは30代~40代の都心部で働く女性のお客が多く、イトーヨーカドーの空白地を補完できると思う」と語った。

<ロハコとオムニ7で相互送客>

今後、ロハコとオムニ7での相互送客を行うほか、BtoBビジネスでオフィス需要に強いアスクルの顧客基盤を活用し、ランチ難民向けに、セブンミールサービスのお弁当を届けるなど、さまざまな提携を検討する。

アスクルのEC物流やECサイトの運営ノウハウをニッセンの経営再建に活用するかについて、井坂社長は「まず、両社の強みを生かし食の分野で取り組みを進める」と述べ、明言を避けた。

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