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コンビニ大手4社/10月は台風上陸で全社が前年割れ

コンビニエンスストア各社は11月10日、10月の営業実績を発表した。10月は週末にかけて、2週連続で大型台風が日本列島を横断した影響を受けて、各社とも客数が減少し前年割れとなった。

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既存店客数は、セブン-イレブン4.5%減、ファミリーマート4.8%減、ローソン5.0%減、ミニストップ6.0%減だった。

一方で、客単価はセブン-イレブン4.2%増、ファミリーマート3.6%増、ローソン1.2%増、ミニストップ4.9%増となり、各社とも前年実績を超えた。

■セブン-イレブン(2017年2月期:チェーン全店売上高4兆5156億500万円)
既存店売上高は0.5%減、客数は4.5%減、客単価は4.2%増。チェーン全店売上高は2.5%増、店舗数は1万9887店。

既存店売上高は2012年7月以降、63か月ぶりに前年割れとなった。客数は3月以降では、最大の落ち込みとなった。

一方で、客単価は4.2%増となり、2015年4月以降31か月連続の増加記録を継続した。

10月は大型の台風が週末にかけて、2回、日本列島を縦断した影響があり、客数を押下げたのが、売上高に影響した。

■ファミリーマート(2017年2月期:チェーン全店売上高3兆93億6300万円)
既存店日商1.2%減、客数4.8%減、客単価3.6%増。全店売上高(ファミリーマート・サークルK・サンクス合計)0.2%増。

国内店舗数は、出店31店、ブランド転換222店、閉店39店、純増214店で、ファミリーマート1万4049店、サークルK・サンクス2809店、国内計(AFC含む)は1万7768店。

10月上旬はファスト・フーズや9月に立ち上げた惣菜を中心に堅調に推移した。中旬から下旬にかけてフェスタくじを始めとした「オータムフェスタ」を開催したものの、2度にわたる台風や秋雨前線による影響を受け、客足が鈍化した。

タバコは前年並み、カード・チケットは若干のプラスだった。

ファスト・フードは、ギネス世界記録達成を記念して拡販した「ファミチキ」(180円)が寄与したほか、中華まんの「ファミ横中華街」が引き続き好調に推移し、前年を上回った。

弁当は、従来よりも食べごたえのある厚みのお肉を使用した「炙り焼牛カルビ重」(550円)など、定番商品の刷新が奏功し、前年実績を上回った。

惣菜は、「たまごとマカロニのサラダ」(178円)を始め新シリーズ「お母さん食堂」がけん引し、高い伸長となった。

パンは、「FAMIMA BAKERY(ファミマベーカリー)」シリーズとして全面刷新を実施。「クロワッサンダマンド」(160円)等の高付加価値商品を中心に好調に推移した。

■ローソン・単体(2017年2月期:チェーン全店売上高2兆1579億5100万円)
既存店売上高4.0%減、客数5.0%減(816人)、客単価1.2%増(608円)。全店売上高は5.3%増の1911億5400万円、平均日販は53万3000円。

9月末時点のローソングループ国内総店舗数は、出店122店、閉店27店、純増95店で1万3587店。うちナチュラルローソンが144店、ローソンストア100が795店。

10月は、客単価は前年を上回ることができたが、天候不順の影響を大きく受けたことから前年よりも客数が減少した。

チケットの売上は、前年に大型興行があった反動により既存店売上高前年比を2%程度押し下げたこともあり、既存店売上高は前年を下回る結果となった。

特に、月全体を通して曇りや雨の日が多く、下旬には2週連続の台風などにより各地で記録的な降水量となるなど、客数に大きな影響があった。

調理麺カテゴリーの売上は、パスタやホット麺の売上が引き続き好調だったことから、前年を大きく上回った。

日配食品や冷凍食品の売上は、主に生活全般のニーズに対応する品そろえを継続的に強化してきたことにより前年を上回った。

たばこは、電子たばこ関連商品の売上が増加したことなどにより、既存店売上高前年比を0.5%程度押し上げる要因となっった。

■ミニストップ(2017年2月期:チェーン全店売上高3404億9200万円)
既存店平均売上高は1.4%減の40万9000円、客数6.0%減(740人)、客単価4.9%増(553円)。全店売上高は1.1%減の40万6000円。

出店5店、閉店はなく、純増13店、期末店舗数は2255店(内れこっず4店、cisca4店)。

CVS部門では、加熱式たばこが好調なたばこや、品そろえを強化している惣菜や食卓パン、スナック、衣料品などの分類が好調に推移した。

おにぎり100円セールや、WAONのボーナスポイントを付与するキャンペーンなどの販売促進策を実施した。

しかしながら、近年まれに見る記録的な降雨量や2週連続で週末に台風が接近するなど天候の影響を受けた結果、米飯類や飲料類などが売上を落とした。

FF部門では、毎年定番の人気商品「なめらかプリンパフェ」やさつまいもを使用したフライドポテト「ポテさつま」を発売した。

100円セールを実施した中華まんが売上を伸ばした。一方、天候の影響によりコールドスイーツの販売が不調となった。

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