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北海道伝統美術工芸村/旭川の有名観光スポット、破産で負債11億

東京商工リサーチによると、北海道伝統美術工芸村は12月12日、旭川地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。負債総額は11億2295万円。

日本薬膳の商号で設立。当初、実質休業状態だったが2004年、優佳良織(ゆうからおり)工芸館などの運営会社であるエルムが債務超過に陥っていたことを受け、同社の受け皿会社として事業を継承し現社名に変更した。

手織工芸品販売を手掛ける一方、優佳良織工芸館や国際染織美術館、雪の美術館を運営してきた。

優佳良織工芸館は1980年、国際染織美術館は1986年に旭川市郊外で開設したもので、優佳良織の織元である木内綾氏の作品を展示するほか、機械織りの体験などもできる施設として観光客を中心に人気を集めていた。

こうした中、2016年11月に代表取締役社長であった木内和博氏が逝去。妻の木内順子氏が事業を継承したが、エルムの事業を継承した時点で経営内容は厳しかったうえ、近年は周辺の人口減少もあって集客が落ち込んでいた。

このため、同年12月1日には別法人が経営する雪の美術館を除き、優佳良織工芸館と国際染織美術館は老朽化を理由に長期休業に入っていた。

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