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すき家/全店24時間営業へ向け、労働環境の改善を推進

すき家は、全店での深夜営業再開へ向けて、自動釣銭機の導入を推進している。3月10日、都内の本社で開いた商品試食会で興津龍太郎社長が明らかにした。

<興津社長>

2014年に深夜時間(0時~5時)での1人オペレーション問題が表面化し、一時は約6割の店舗で深夜営業を停止したが、2017年2月末の時点では深夜営業を停止している店舗は122店にまで減少した。

興津社長は「深夜に働いている人も多く、深夜に店舗を利用したいニーズは必ずある。また、深夜の時間帯に働きたいという人もいる。こういったニーズにしっかりと対応することが当社の役割であると考えており、全店での深夜営業再開へむけ努力を続けている」と語った。

労働環境の改善策の一環として、自動釣銭機の導入を進めている。現在、全1964店中、約600店に自動釣銭機を導入した。2018年3月末までに全店に自動釣銭機を導入する予定だ。

興津社長は「自動釣銭機を導入することで、開店時の作業が楽になり、閉店時はアルバイトでもレジを閉めることができるなど、作業負担の軽減が進んでいる。最先端の技術を導入するのが当社の方針であり、今後も、新しい機器の導入を進めていきたい」という。

自動券売機の導入については「現在、数店舗で自動券売機を導入しているが、これは廃止する方針だ。自動券売機では、すき家らしいお客様に対する接客ができない。自動券売機では、レジでの精算がなく、店員が気が付かない間にお客様が帰ってしまうこともある。当社は、お客様との接点、コミュニケーションを大切にしたい」と語った。

自動券売機の場合は、メニュー選択がメニューブックよりも分かりにくい点、ランチタイムなどの混雑時間帯では、お客が並び落ち着いて注文できない点、サイドメニューなどの追加注文やつゆだくなどの細かなオーダーがしにくといったデメリットがあるという。

新規出店については、「創業から35年を経て、店舗の改装やスクラップ&ビルドが増えてきている。総店舗数は伸びていないが、出店をしないのではなく、既存店の改装に注力をしている。しっかりと現在、営業している店舗のレベルを上げていきたい」と述べた。

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