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国内宝飾品市場/2016年は2.9%減の9413億円

矢野経済研究所は3月9日、宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査(2017年)を発表した。

調査によると、2016年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、前年比2.9%減の9413億円と前年に続き、マイナス成長となった。

年初は前年からの景気回復感が続き、年間を通した購買需要が期待されたが、夏以降消費者の買い控えも進んだ。

年末には、再び株高による景気回復への期待から、クリスマス商戦においては一時的に需要が膨らんだものの、通年では一昨年よりもマイナス幅が拡がる結果となった。

2016年は、前年に国内宝飾品市場をけん引したインバウンド(訪日外国人客)需要が沈静化した。

チャネル別では、特に百貨店において訪日外国人客によるジュエリー需要の減退がみられた。

円高の影響でジュエリーに割高感が出たことや、中国での関税の取り締まり強化の影響による中国人訪日客の購買行動の変化など、概して宝飾品におけるインバウンド(訪日外国人客)需要が減少した。

2020年の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模は、1兆195億円を予測する。

2018年以降、消費税率の引上げが施行される場合、駆け込み需要がある程度見込まれるほか、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて国内消費、インバウンド(訪日外国人客)需要が期待されることから、堅調に推移すると予測する。

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