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三越伊勢丹HD/百貨店構造改革で基幹三店の店長を一新

三越伊勢丹ホールディングスは3月13日、新しい4月1日以降の役員体制と組織改正を発表した。

同日、次期社長となる杉江俊彦氏が都内で会見を開いた。

3月7日に発表した大西洋代表取締役社長執行役員の辞任に伴うもので、大西洋社長は取締役に、石塚邦雄代表取締役会長執行役員は、代表取締役会長に就く。

6月開催の定時株主総会後に大西氏は取締役を退任、石塚氏も代表取締役会長を退任する。

事業会社の三越伊勢丹でも経営体制を一新し、基幹三店の店長を一新する。

<伊勢丹新宿本店>

伊勢丹新宿本店長で常務執行役員の鷹野正明氏、三越日本橋本店長で常務執行役員の中陽次氏が退任する。

執行役員で営業本部商品統括部紳士・スポーツ統括部長兼統括部付(コンプライアンス担当)の近藤洋氏が執行役員伊勢丹新宿本店長に就任する。

<三越日本橋本店>

執行役員で三越銀座店の店長を務める浅賀誠氏が、執行役員三越日本橋本店長に就任する。

三越銀座店の店長には、執行役員で営業本部エリア・チャネル事業統括部長を務める東海林憲昭氏が就任する。

<三越銀座店>

杉江次期社長は「これまでは、伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店は常務執行役員が店長を務めていた。対外的には常務執行役員ということで信頼感などプラス面があったが、社内的には常務執行役員には話ずらいという点があった。基幹三店とも執行役員を配置することで、店内で店長と現場のコミュニケーションが取りやすい体制を整えた」と人事の狙いを説明した。

執行役員人事の若返りを図り、新任の40代女性執行役員として、亀田真理伊勢丹立川店長と小宮仁奈子三越恵比寿店長を登用する。

杉江次期社長は「現在の執行役員は最年少でも52歳だ。私が執行役員になった時は、48歳、49歳で執行役員になっていた。今回は48歳の女性執行役員も出して全体の若返りを図っている」と述べた。

三越日本橋本店で現在進行中の大規模なリ・モデルについては「現在の計画は中店長が中心となって作って来たが、中常務執行役員は内規では退任時期の年齢となっている。現在のリ・モデル計画はしっかりと引き継ぐ。ただ、もう一度、新しい視点でリ・モデル計画をみる必要もあるが、基本的な大きな方向性は踏襲していく。現段階では、私はリ・モデルの中身をまだ見ていない。その中で必要があれば修正をしていきたい」と語った。

<新組織体制>

同時に、三越伊勢丹グループの組織改正を発表し、三越伊勢丹HDと三越伊勢丹の新組織を発表した。

三越伊勢丹HDにコーポレート機能とシェアード機能に集約化するとともに、事業推進機能を事業会社に集中していくことで、各社・各事業が自律的で迅速な意思決定で計画を策定・実行し、利益の回復・拡大を目指すもの。

特に、百貨店事業における商品・販売体制は店舗営業力を再強化できる体制へと改正する。本社・本部・店舗・事業の組織・要因の高効率化を進め、現場最前線に要因を再配置し、営業力と収益力を強化する。

杉江次期社長は「これまでは、私自身がいる経営戦略本部で、不動開発部と国内関連事業部を所管しており、スタッフと事業の執行を同時に行ってきた。これでは、構造改革が進まなかった。ホールディングスのコーポレート機能は、事業部門を持たないことで、横串しで事業部門をさしていくことで、構造改革を推進していきたい」と説明した。

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