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マツモトキヨシHD/R&Iの格付の方向性がポジティブに上昇

格付投資情報センター(R&I)は6月13日、マツモトキヨシホールディングスの格付の方向性を安定的からポジティブに変更したと発表した。発行体格付はAマイナスを維持した。

同社は、ドラッグストア業界大手のマツモトキヨシグループの持株会社で、グループの戦略立案や商品仕入を担う。傘下の子会社への支配力は強く、格付はグループの信用力を反映している。

中核子会社のマツモトキヨシは、一都三県(東京、千葉、埼玉、神奈川)での周密な店舗網や抜群の知名度を背景に、強固な営業基盤を持つ。

R&Iによると、他社に先行する商品開発力、提案力や顧客分析の精度も向上し、高い収益力を維持している。

過去に買収した子会社も、営業や管理面でのテコ入れ効果が出ており、利益の下振れリスクは小さくなっている。

マツモトキヨシが高い収益力を確保しつつ、買収先の収益改善も進み、グループ収益力は高まってきている。

経営方針も拡大優先から採算重視に切り替わり、収益の安定性も増している。資本負債構成は良好な水準を維持している。

1店あたりの出店金額は小さく、通常投資で債務負担が増す可能性は低い。よほど大規模な企業買収でない限り、財務基盤が大きく崩れる懸念は小さい。

このため、発行体格付を据え置いたものの、格付の方向性をポジティブに変更した。

マツモトキヨシが現状の競争力を維持した上で、買収先の収益改善の持続性も確認できれば、格上げにつながると分析している。

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