流通ニュース

小売・通販・中間流通・メーカーの最新ビジネスニュース発信

ニュース配信登録/変更
  1. LNEWS
  2. メーカーニュース

セブン&アイ、アスクル/新業態生鮮ECビジネス「IYフレッシュ(仮称)」を発表

セブン&アイ・ホールディングスとアスクルは7月6日、新業態生鮮ECビジネス「IYフレッシュ(仮称)」を11月末を目途に開始すると発表した。両社が行う業務提携の一環。

<IYフレッシュのコンセプト>
IYフレッシュのコンセプト

IYフレッシュは既存のBtoCサイト「ロハコ」の仕組みを活用して、生鮮食品とセブンプレミアムを中心とした食品を宅配する新業態生鮮ECビジネス。

30~40代の夕食女性、子育て中の女性とその両親をメインターゲットに、ネットスーパーで課題となっている欠品や配送時間の選択肢が少ないといった問題の解決を目指す。

セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は「ネットスーパーは店舗と同じ商品が注文できる仕組みとしているがキャパシティの問題がある。3万SKUが注文できる仕組みとなっているが、同じきゅうりでも1本、3本、5本と種類があり、しかも生産者が変わるたびに産地表示を変えるなどの作業が追い付いていない」

「雨の日は注文が集中し、店舗の配送車が不足して配送時間の柔軟性がない課題もある。現状では、買いたい商品が買える状態ではない。IYフレッシュの取り組みを通じて、この状況を改善していく」と語った。

<IYフレッシュの拡大計画>
IYフレッシュの拡大計画

ロハコのサイト内にIYフレッシュの専用ページを設置。2017年11月末に新宿区・文京区で試験運用を開始し、2018年5月頃に東京西部・北部へ拡大、2018年中に東京23区に拡大し、2020年秋頃までに首都圏にサービスを拡大する計画だ。

<IYフレッシュの取扱い商品>
IYフレッシュの取扱い商品

取り扱い商品は、青果、精肉、鮮魚と生鮮3品以外の7プレミアムや主力ナショナルブランド。非食品はロハコの商品で対応する。

これまでは、にんじんであれば1本、2本、3本など5アイテムくらいの品ぞろえがあったが、これを1アイテムに絞り込む。アイテムを絞り込み1アイテムあたりの在庫をしっかりと持つことで欠品をなくすという。

総アイテム数は、ネットスーパーの約3万アイテムに対して、3分の1程度の1万アイテムまで絞り込むことも検討している。

<動画を活用したメニュー提案>
動画を活用したメニュー提案

IYフレッシュでは、セブンプレミアムを活用した10分以内で調理可能な簡便調理キットと動画を活用したメニュー提案を行う。当初は50メニューを提案し、週5メニュー程度を追加提案する予定だ。

井阪社長は、「アスクルの岩田(彰一郎)社長と、この企画を話した時、最近と話題となっている食材セットを販売したいと話した。ただ、食材セットを1つ作るのに3~4か月はかかる。そこで、オリジナル商品を組み合わせてメニュー提案する方法を考えた」という。

<動画の一例>
動画の一例

アスクルの岩田彰一郎社長は「1レシピ7分~10分でできるメニューで、30秒~1分の動画レシピをつけたことで、商品のイメージを分かりやすく伝えている。通販の荷物を受け取ることは主婦にとってストレスになっているため、時間帯指定で商品を届ける。ビックデータとAIを物流に持ち込むことで不在率を大幅に削減する」と述べた。

配送時間は、ロハコで使用しているハッピーオンタイムの仕組みを利用し、1時間単位で時間帯指定ができる。

商品の配送は、既存のロハコの仕組みを活用する。当初は、東京都荒川区の「イトーヨーカドーネットスーパー西日暮里店」にロハコの配送車両を手配し、物流に対応する。

ロハコは宅配でコールドチェーンを確立していないが、これまでのネットスーパーと同様に保冷バッグと保冷剤を活用した配送を採用する予定だ。

<岩田社長と井阪社長>
岩田社長と井阪社長

関連キーワード:

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧

倉庫.com 最新テナント情報

POS分析