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明治/200億円を投資、八王子にイノベーションセンター新設

明治は11月15日、東京都八王子市の「明治イノベーションセンター」の竣工式を行った。

<明治イノベーションセンター>
明治イノベーションセンター

同社の研究体制は、神奈川県小田原市と埼玉県鶴ヶ島市の2拠点体制だったが、両研究所の研究開発機能を統合し、研究開発、商品開発の一層の強化を図る。2018年3月末には移転終了見込み。

同センターでは研究員の研究領域、部署を超えたイノベーションを起こすべく、知の融合を目指した組織構成と、施設設計を採用。

経営戦略との連動のため、研究戦略部門を強化した。開発研究組織(商品開発研究所)と基礎研究組織(乳酸菌・技術・品質研究所)を分けて、専門性の深化を図る。

また、中長期的研究戦略に関する研究テーマを、商品開発、素材、栄養、生産技術、品質科学など機能部門横断的タスクフォースが担い、研究を推進。新規技術開発や特許戦略機能を持たせ、連続的イノベーションを起こしていく。

同センターは、知の融合を図るべく、建物構成は、2研究所体制の5棟31フロアから研究棟1棟5フロア、パイロットプラント棟1棟3フロアへ刷新。約500名在籍している研究員の交流を促し、領域を超えた発想を生み出せるようなフロア構成をとった。

<5階のコミュニケーションスペースのテーマはcomfort×terrace>
5階のコミュニケーションスペースのテーマはcomfort×terrace

<4階のコミュニケーションスペースのテーマはNatural×Living>
4階のコミュニケーションスペースのテーマはNatural×Living

同じ階層では、同一の技術領域内の異なる研究機能(例:商品開発、栄養・機能性、素材、生産技術研究)の研究員が同じフロアで議論、共同研究を行いやすいレイアウトにした。2~5階ではフロアの中心にそれぞれテーマを持つコミュニケーションスペースを置き、その外縁にデスクスペース、実験室を配置。同一フロアでの計画・実証・整理・議論のサイクルを促進する。

<デスクスペース>
デスクスペース

<実験室(設備搬入前)>
実験室

また、異なる技術領域との交流を図るため、2~5階フロアの中央部に吹き抜けの階段を置き、上下移動しやすく、動線を短く設計。別フロアとの交流・連携を推進する。

研究棟1階は、社外の知との共創エリアとして、技術展示エリア、プレゼンテーション室、インタビュー室を開設。3階は本部長室・所長室など部門横断機能を中央部に設置した。4階は主に乳酸菌・乳製品分野、5階は品質科学・微生物研究などを行っている。5階には、コミュニケーションスペースにもなる社員食堂「mei cafe」(250席)もある。

<社員食堂「mei cafe」>
社員食堂「mei cafe」

<乳酸菌ライブラリーは顔認証セキュリティを導入>

同日行われた記者会見で、川村和夫社長は、「菓子、乳製品研究を集約し、研究部門、素材、社内外を超えたイノベーションをこのセンターで起こしたい。国民の健康な食生活に貢献する技術基盤を拡充し、オンリーワンの商品開発センターとして、次の成長につなげていく」と話した。

<川村和夫社長>
川村和夫社長

■明治イノベーションセンター
住所:東京都八王子市七国1-29-1
敷地面積:4万452m2
延床面積:3万6829m2
構造:鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
研究棟5階建(基礎免震構造)、パイロットプラント棟3階建(耐震構造)
投資額:約200億円

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