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Japan Duty Free GINZA/遠隔操作ロボットによる接客の実証実験

羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデングは4月20日、21日、銀座三越8階の市中免税店「Japan Duty Free GINZA」で、遠隔操作ロボット「CAIBA」による接客の実証実験を行った。

<遠隔操作ロボットCAIBA>

CAIBAは、インターネットが接続できる環境であれば、どこからでも遠隔操作できるロボット。

CAIBAが見ている映像をロボット操縦者がヘッドマウントディスプレイで確認しながら、操縦者と同じ動きをCAIBAに伝えることができる。

また、CAIBAが聴いている音声を操縦者が聴き、操縦者がCAIABを通じて会話することもできる。

会話は人間の音声をそのまま流すこともできるが、よりロボットらしさを出すため、ボイスチェンジャーでロボットらしい声を出すこともできる。

今回の実証実験では、遠隔操作で離れた場所にいるお客に対して、接客挨拶や売場案内ができるかを検証する。

日本語、英語のほか、今回は、市中免税店の利用の多い中国人観光客への対応を目指し、中国語による対応もする。

接客では、店員がいきなり話しかけることを敬遠するお客もいるが、ロボットでは、モノを買わさせる雰囲気がないため、気軽に話ができる側面がある。

接客のきっかけをロボットが作り出し、具体的な商品の案内については、販売員が行うといった、ロボットと人が連携した接客も検証する。

2016年12月に、オール羽田の取り組みとして「Handeda Robotics Lab」を設置し、案内、移動支援、清掃など、さまざまなロボット技術の導入実験をする一環としてCAIBAは開発された。

2016年12月15日~2017年2月13日に羽田空港で実施した実証実験では、CAIBAがさまざまな人が行き交う空港ターミナルビルで安全に移動できるか、人がCAIBAと違和感なく会話できるかを中心に検証を行った。

羽田空港の実験では、移動の安全性が証明できた。会話の面では、子どもから人気を集め、空港ターミナルビル内のお土産屋を案内する段階をクリアした。

市中免税店では、初めて中国語による対応をするほか、従業員と連携した運用ができるかといった点を中心に検証する。

CAIBAは、人工知能で動くロボットではなく、人が動かすロボットとなっている。

将来的には、体の不自由な人が在宅勤務で接客業務を行うことや、原発事故現場のように人が入れない場所での作業などに活用できるロボットを目指す。

現在、CAIBAの視界は360度ではないため、後ろから突然、人が飛び出してきた時に接触の可能性がある。

また、遠隔操作のため、CAIBAと実際に接している人との距離間がつかみにくいといった課題がある。

これらの課題を解決し、2020年の東京オリンピックを目途に実用化を検討したいという。

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